ラベンダーの種の採取方法とタイミング、私の実践ノウハウ

Jul 31,2026

ラベンダーの種の採取方法について、結論から言うと、適切な品種を選び、正しいタイミングと方法で行えば、誰でも簡単に種を採取できます。私はこれまで何年もラベンダーを育ててきて、最初は「花がらを取ればいいんだろう」と軽く考えていたんですが、実際に試してみると、思った以上にコツが必要だと痛感しました。特に、ラベンダーには交雑種と在来種があって、交雑種の種は採取してもほとんど発芽しない——この事実を知らなかった私は、最初の年はまったく芽が出ずにがっかりしたんですよね。あなたも同じような経験をしていませんか?この記事では、私が実際に失敗して学んだリアルな体験談をもとに、ラベンダーの種の採取方法をステップバイステップで解説します。種を取るタイミングや方法はもちろん、発芽率を上げるための低温処理のコツ、保存方法まで、すべてをカバー。これを読めば、あなたも来年には自分の庭で採れた種から、美しいラベンダーを育てられるはずです。

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ラベンダーはどうやって種を作るの?

ラベンダーの種ができる仕組み

ラベンダーの花が咲いた後、受粉が成功すると種ができます。でも、すべてのラベンダーがちゃんとした種を作るわけじゃない——ここがポイントです。

私が最初にラベンダーの種を採取しようとしたとき、「花がらを取ればいいんでしょ?」と軽く考えていました。ところが、実際にやってみると、種がまったくできていない株がありました。理由は簡単で、園芸店でよく売っているラベンダーは、「ラバンディン系(Lavandula x intermedia)」という交雑種だからです。これらの品種は、花はきれいで香りも強いんですが、花粉が少なかったり、種ができても発芽しなかったりします。私も最初は知らずに「グロッソ」という品種から種を取ろうとして、まったく芽が出ずにがっかりした経験があります。だから、種から育てたいなら、イングリッシュラベンダー(Lavandula angustifolia)を選ぶのが鉄則です。この品種は、自家受粉しやすく、親と同じ性質の苗が育ちます。

交雑種と在来種の違い

ラベンダーの種を買うとき、「F1種」や「交雑種」って書いてあるのに注意して。

あなたが庭で育てているラベンダーが、どんな種類か知っていますか?私も最初は「ラベンダーなら何でも同じ」と思っていました。でも、交雑種(ハイブリッド)は種ができないか、できても親と違う花が咲きます。例えば、「プロヴァンス」や「グロッソ」は香りが良くて人気ですが、種から育てると花の色が薄くなったり、香りが弱くなったりします。一方、イングリッシュラベンダーの「ヒドコート」や「ムンステッド」は、種から育てても安定した花を咲かせます。私が実際に種から育てた「ヒドコート」は、2年目からきれいな紫色の花を咲かせて、香りも申し分ありませんでした。つまり、種を採取する前に、自分のラベンダーがどの品種か確認することが大事——タグを保存しておくか、写真を撮っておくと後で安心です。

ラベンダーの種を収穫するタイミング

ラベンダーの種の採取方法とタイミング、私の実践ノウハウ Photos provided by pixabay

収穫適期の見極め方

花が茶色く枯れて、触るとパラパラと種が落ちる——これが収穫の合図です。朝露が乾いた後、午前中に作業しましょう。

あなたがラベンダーの花を眺めているとき、「そろそろ種を取ろうかな」と思ったら、まず花穂を指で軽くはじいてみてください。もし黒っぽい小さな種がパラパラと落ちてきたら、収穫のタイミングです。私の場合、花が咲き終わってから約2〜3週間後がベストだと感じています。でも、天候によって変わるので、毎日観察するのが一番確実です。例えば、雨が続いた後は種が湿ってしまい、カビの原因になるので、晴れた日を選びましょう。また、収穫が遅すぎると、種が地面に落ちてしまい、せっかくの種を無駄にしてしまいます。私も一度、旅行中に収穫時期を逃して、地面にたくさんの種が落ちているのを見て後悔しました。だから、花が茶色くなり始めたら、毎日チェックする習慣をつけるのがおすすめです。

地域ごとの収穫カレンダー

関東地方なら7月下旬〜8月上旬、北海道なら8月中旬〜9月上旬が目安です。

ラベンダーの収穫時期は、住んでいる地域によって大きく変わります。私が住んでいるのは関東ですが、毎年7月の終わりごろから種を集め始めます。でも、同じ地域でも、その年の気温や日当たりによって1〜2週間前後します。例えば、猛暑の年は早まり、冷夏の年は遅れます。私の友人が北海道でラベンダーを育てているのですが、彼女は8月の終わりから9月の初めに収穫しているそうです。つまり、地域の平均的な開花時期を調べて、そこから逆算するのがコツ——例えば、「開花から4週間後」を目安にすると、だいたい合います。私はいつも、スマートフォンのカレンダーにリマインダーを設定して、収穫時期を逃さないようにしています。

ラベンダーの種の採取方法

手作業で確実に種を取り出す方法

乾燥した花穂を指で揉みほぐすと、黒い小さな種がゴマのように出てきます。白い皿の上でやると、見やすいですよ。

私が一番おすすめするのは、昔ながらの手作業で種を取る方法です。まず、収穫した花穂を完全に乾燥させます——新聞紙の上に広げて、風通しの良い日陰で1週間ほど置きます。乾燥が足りないと、種がなかなか取れず、かえって時間がかかります。乾燥したら、花穂を手のひらに乗せて、両手でこするようにして揉みます。すると、パラパラと種が落ちてきます。私はいつも、白い紙皿かホイルの上でやっています。なぜなら、黒い種が白い背景によく映えて、どれだけ取れたか一目でわかるからです。この方法のいいところは、種を傷つけずに取り出せること——種が割れたり潰れたりしません。ただし、時間はかかるので、たくさん取る場合は後で紹介する方法を試してみてください。

ラベンダーの種の採取方法とタイミング、私の実践ノウハウ Photos provided by pixabay

収穫適期の見極め方

紙袋に花穂を入れてシェイクするだけ——これで短時間で大量の種を取れます。

あなたがたくさんのラベンダーを育てているなら、この「袋シェイク法」が効率的です。私も畑で50株以上のラベンダーを育てているので、1株ずつ手で揉むのは現実的ではありません。そこで使うのが、普通の紙袋(茶色のランチバッグでOK)です。まず、乾燥した花穂を茎ごと袋に入れます。そして、袋の口を閉じて、上下左右に30秒ほど激しく振ります。すると、袋の底に種とカスがたまります。この方法の利点は、短時間で多くの種を集められること——私の経験では、30株分の種を10分で取れました。ただし、花穂の茎が袋を突き破らないように注意してください。私は袋を2重にしたり、丈夫なクラフト紙の袋を使っています。また、振った後は袋の底を軽く叩いて、種を集めやすくします。この方法なら、大量の種もストレスなく採取できますよ。

採取したラベンダーの種の保存方法

種をきれいにする方法

採取した種は、細かいゴミや花びらのカスを取り除いてから保存します。目の細かいザルでふるうと、きれいになります。

種を取った後、「このまま保存していいのかな?」と迷う人もいるでしょう。実は、種に付着したゴミや湿気が、保存中にカビや劣化の原因になります。私の場合は、まず種を目の細かい茶こしやザルに入れます。そして、軽く振ったり、指で優しく混ぜたりして、細かいゴミを落とします。もし、大きなゴミが残っているなら、手で摘み取るのが確実です。私はピンセットを使って、根気よく取り除いています。でも、完璧にきれいにする必要はありません。多少のゴミが混ざっていても、保存に大きな影響はないからです。ただし、湿ったゴミやカビが生えているものは、必ず取り除いてください。それが種全体の劣化を防ぐコツです。私の経験では、このひと手間で、翌年の発芽率が大きく変わります。

最適な保存環境と容器

種は冷暗所で、乾燥した状態で保存します。冷蔵庫の野菜室がおすすめです。密閉容器に乾燥剤を入れて、ラベルを貼っておきましょう。

あなたが「せっかく取った種を来年まで持たせたい」と思うなら、保存環境が最も重要です。ラベンダーの種は、熱、湿気、光の3つが大の苦手です。私の保存方法は、まず種を紙の封筒(茶封筒でOK)に入れます。そして、その封筒をプラスチックの密閉容器に入れます。さらに、容器の中にシリカゲルの乾燥剤を1〜2袋入れて、湿気を吸収させます。最後に、容器のフタをしっかり閉めて、冷蔵庫の野菜室に入れます。なぜ野菜室かというと、冷凍室は温度が低すぎて、種がダメージを受けるからです。私は一度、冷凍庫で保存した種をまいたら、発芽率が半分以下になったことがあります。また、ラベルには「品種名」「収穫日」「収穫場所」を必ず書いておきます。例えば、「ヒドコート 2024年8月5日 庭の北側」という具合です。そうすれば、翌年、どの種が良かったか簡単に振り返れます。私の経験では、この方法で3年間は発芽力を保てます。

発芽率を上げるための「低温処理(ストラティフィケーション)」

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収穫適期の見極め方

ラベンダーの種は、冬の寒さを経験しないと、なかなか発芽しようとしません。これが、発芽率が低い原因の一つです。

あなたが「ラベンダーの種をまいたのに、全然芽が出ない」と悩んだことはありませんか?私も最初は、種まき後に水をあげて日当たりのいい場所に置けば、すぐに芽が出ると思っていました。でも、実際には2週間経っても何も変化がなく、焦ってしまいました。そこで調べてわかったのが、「低温処理(ストラティフィケーション)」というテクニックです。これは、種に「冬が来たよ」と教えて、発芽の準備をさせる方法です。自然界では、ラベンダーの種は秋に地面に落ち、冬の寒さを経験してから春に芽を出します。つまり、私たちがこの自然のサイクルを再現してあげることで、発芽率が飛躍的に上がるのです。私の経験では、低温処理をしない種の発芽率は20〜30%程度ですが、処理をすると70〜80%に上がります。これは、私が過去3年間、同じ品種で比較実験をした結果です。だから、もしあなたが「種からラベンダーを育てたい」と思うなら、この工程は絶対に外せません。

低温処理の具体的なやり方

湿らせたキッチンペーパーに種を包み、冷蔵庫で3〜4週間寝かせます。その後、土にまくと、発芽率が劇的に上がります。

具体的な手順を、私が毎年実践している方法で説明します。まず、キッチンペーパーを1枚取り、水で濡らしてから、しっかり絞ります。ポイントは、「湿っているけど、水が滴らない」状態にすることです。次に、そのペーパーの上にラベンダーの種を均等にまきます。そして、ペーパーを半分に折り、種を包み込みます。さらに、その包みをジッパー付きのビニール袋に入れます。袋の空気をできるだけ抜いて、冷蔵庫の野菜室で3〜4週間保管します。この間、週に1回は袋を開けて、ペーパーの湿り気を確認します。もし乾いていたら、霧吹きで軽く湿らせてください。私の場合は、3週間経ったら、種を一度取り出して、土にまく準備をします。この方法を実践してから、ラベンダーの種まきが格段に楽しくなりました。なぜなら、10粒まけば7〜8粒は確実に発芽するからです。あなたもぜひ試してみてください。

よくある失敗とその対策

失敗例1:交雑種の種を採取してしまう

「ラベンダーなら何でも種が取れる」と思ったら大間違い。交雑種の種は、発芽しないか、親と違う花が咲きます。

私が最初にラベンダーの種を採取しようとして、一番大きな失敗をしたのがこれです。ホームセンターで「ラベンダー(品種名なし)」とだけ書かれた苗を買って、花が咲いた後に種を取って、翌年まきました。すると、20粒まいてたった2粒しか発芽せず、しかもその苗は花が咲くまで2年もかかりました。そして、咲いた花は薄いピンク色で、香りもほとんどありませんでした。後で調べてわかったのは、その苗が「ラバンディン系」という交雑種だったことです。この種類は、種ができにくく、できても発芽率が極端に低いのです。だから、種を採取する前に、必ず品種を確認してください。もし、苗を買った時のタグがないなら、ネットで「ラベンダー 品種 見分け方」と検索するか、園芸店の人に聞いてみてください。私の経験則では、イングリッシュラベンダーは葉が細く、花穂がすっきりと立つのに対して、ラバンディン系は葉が幅広く、花穂が枝分かれしやすいという違いがあります。

失敗例2:保存状態が悪くて発芽率が低下する

せっかく取った種も、高温多湿の場所に置いておくと、あっという間に劣化します。冷暗所が基本です。

あなたが「種を取ったけど、どこにしまえばいいかわからない」なら、私の過去の失敗を参考にしてください。私は一度、取った種をキッチンの引き出しにしまったことがあります。すると、3ヶ月後に種を見たら、カビが生えて使えなくなっていました。原因は、キッチンの湿気と、コンロの熱が引き出しに伝わったことです。また、種を透明なビニール袋に入れて、窓辺に置いたこともあります——光で種が劣化して、発芽率が20%以下になりました。これらの経験から、私は以下のルールを守るようにしています。まず、種は紙の封筒に入れる。次に、その封筒を密閉容器に入れ、乾燥剤を入れる。そして、冷蔵庫の野菜室に保管する。もし、冷蔵庫に入れたくないなら、家の中で一番涼しくて暗い場所を選んでください。例えば、押し入れの奥や、地下室があればそこがベストです。私の場合は、これらのルールを守るようになってから、種の劣化で悩んだことは一度もありません。

種まき前に確認しておくべき5つのポイント

1. 種の状態をチェックする

種をまく前に、見た目と触感で状態を確認しましょう。黒くて硬い種が、元気な証拠です。

私が種まきの前に必ずやっていることは、「種の健康診断」です。まず、種を白い紙の上に広げて、ルーペやスマートフォンの拡大機能で観察します。すると、健康な種は黒っぽくて、丸みがあり、指で押すと硬いのがわかります。一方、色が薄かったり、白っぽい種は、未熟か劣化しています。また、カビの臭いがする種は、もう使えません。私は、このチェックで明らかに悪い種は取り除き、良い種だけをまくようにしています。そうすることで、発芽率が10〜15%上がるというデータが、私の栽培ノートにあります。あなたも、「何となく全部まく」のではなく、良い種を選別してまくことで、成功率がグッと上がりますよ。

2. 土と容器の準備を整える

ラベンダーの種は、水はけの良い土と、浅めの容器が最適です。種まき用の土を用意しましょう。

あなたが「普通の培養土でいいかな?」と思うなら、ちょっと待ってください。ラベンダーは根腐れしやすいので、水はけが命です。私のおすすめは、種まき用の土に、パーライトやバーミキュライトを3割ほど混ぜたものです。これで、水はけと通気性が格段に良くなります。容器は、深さ5〜6cmの浅めのトレーやポットが使いやすいです。なぜなら、種が小さいので、深い容器だと発芽までに時間がかかるからです。私は、100円ショップで売っている「種まきトレー」を愛用しています。また、容器の底に穴が開いているか、必ず確認してください。穴がなければ、自分でドライバーやキリで開けます。準備ができたら、土を容器に入れて、表面を軽く平らにならします。そして、種をまく前に、土をたっぷり湿らせておきます。これで、種まきの準備は完了です。

3. 種まきの深さと間隔を守る

ラベンダーの種は、非常に小さく、光を好むので、土に深く埋めてはいけません。表面にまいて、軽く土をかぶせるだけで十分です。

私が初めてラベンダーの種をまいたとき、「種は深く埋めるもの」という思い込みで、1cmほどの深さに種をまいてしまいました。結果は、発芽率が10%以下で、とてもショックでした。後で調べてわかったのは、ラベンダーの種は「好光性種子」という、光がないと発芽しない種類だということです。つまり、土に深く埋めると、光が届かずに発芽しないのです。正しい方法は、まず土の表面に種を均等にまき、その上にごく薄く(1〜2mm程度)土をかぶせるだけです。種同士の間隔は、少なくとも1〜2cmは空けてください。なぜなら、密集していると、苗が育つときに競争して弱ってしまうからです。私は、「種をまいたら、霧吹きで優しく水をかける」というルールを守っています。そうすることで、種が流れたり、深く沈んだりするのを防げます。

4. 発芽までの温度と湿度を管理する

ラベンダーの種は、18〜22℃の温度を好みます。乾燥しないように、ラップやガラスで覆って湿度を保ちましょう。

あなたが種をまいた後、「毎日水をあげれば大丈夫」と思っていませんか?実は、温度と湿度の管理がもっと重要です。私の経験では、ラベンダーの種が最も発芽しやすい温度は、20℃前後です。もし、25℃を超えると発芽率が急に下がり、15℃以下だと発芽までに時間がかかりすぎます。そこで、私は室内の窓辺ではなく、発芽用のヒーター付きトレーを使っています。でも、もしそんなものがないなら、家の中で一番温度が安定している場所を探してください。例えば、エアコンの効いた部屋の棚の上や、冷蔵庫の上(熱は出ない場所)がおすすめです。また、湿度を保つために、容器の上にラップや透明なガラス板をかぶせます。そして、毎日1回はラップを開けて、空気を入れ替えてください。そうしないと、カビが生える原因になります。私の場合は、「朝にラップを開けて5分間換気する」という習慣をつけています。これで、カビの発生率が90%以上減りました。

5. 発芽後の管理をイメージする

種が発芽したら、すぐに日光に当てて、丈夫な苗に育てましょう。ただし、直射日光は避け、明るい日陰から始めてください。

あなたが「種が芽を出したら、どうすればいいの?」と心配になるなら、私の経験をシェアします。ラベンダーの芽は、初めのうちはとても細くて弱々しいです。だから、発芽したらすぐに、ラップやガラスを取り外します。そして、明るい場所に移しますが、直射日光は避けます。なぜなら、強い日差しで、小さな芽が焼けてしまうからです。私は、最初の1週間は「レースのカーテン越しの日光」に当てています。その後、徐々に日光に慣らしていき、2週間後には普通の日当たりの良い場所に移動します。また、水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。ただし、根腐れを防ぐために、受け皿に水をためないように注意してください。私の経験では、この時期に一番気をつけるべきは、「徒長(とちょう)」です。これは、光が足りないと、苗がひょろひょろと伸びてしまう現象です。もし、苗がひょろひょろになったら、すぐに光の量を増やすか、LEDライトを追加してください。そうすれば、しっかりとした丈夫な苗に育ちます。

品種別の種の特性と比較

主な品種の比較表

どの品種を選ぶか迷っているなら、以下の表を参考にしてください。品種によって、種の特性や発芽率が大きく異なります。

品種名種の大きさ発芽率(低温処理あり)発芽率(低温処理なし)親と同じ花が咲く確率おすすめの用途
イングリッシュラベンダー「ヒドコート」小さい(約1mm)約70〜80%約20〜30%約90%以上種から育てる初心者向け
イングリッシュラベンダー「ムンステッド」小さい(約1mm)約65〜75%約15〜25%約85%以上鉢植えや花壇の縁取り
ラバンディン系「グロッソ」非常に小さい(0.5mm以下)約10〜20%約5%以下約30%以下挿し木で増やすのがおすすめ
ラバンディン系「プロヴァンス」非常に小さい約10%以下まれ約20%以下香りを楽しむなら挿し木
フレンチラベンダー「ストエカス」中くらい(約1.5mm)約40〜50%約10〜15%約70%温暖な地域におすすめ

この表を見てわかる通り、イングリッシュラベンダーが群を抜いて種から育てやすいです。私も初心者には、「ヒドコート」か「ムンステッド」を強くおすすめします。なぜなら、低温処理をすれば、10粒まいて7〜8粒は確実に発芽するからです。一方、ラバンディン系は種から育てるのが非常に難しく、発芽しても親と違う花が咲く可能性が高いです。もし、あなたがどうしても「グロッソ」や「プロヴァンス」を育てたいなら、挿し木で増やす方法を選んでください。私も、ラバンディン系はすべて挿し木で増やしています。その方が、100%親と同じ性質の植物が手に入ります。また、フレンチラベンダーは、寒さに弱いので、温暖な地域(関東以西)で育てる場合におすすめです。私の友人が九州で成功した例があります。

品種選びのポイント

「種から育てたい」という目的に合った品種を選ぶことが、成功への第一歩です。自分の地域や育てる環境を考慮しましょう。

あなたが「どの品種を選べばいいかわからない」なら、まずは自分の庭やベランダの環境を考えてみてください。例えば、冬に氷点下になる地域なら、耐寒性の高いイングリッシュラベンダーが無難です。私の住んでいる関東でも、「ヒドコート」は何の保護もなく冬を越せます。一方、マンションのベランダで育てるなら、コンパクトに育つ「ムンステッド」がおすすめです。なぜなら、草丈が30〜40cmと小さく、鉢植えに最適だからです。また、香りを重視するなら、ラバンディン系を選びたくなりますが、種から育てるのは難しいので、苗を買うか挿し木を検討してください。私のアドバイスは、「まずはイングリッシュラベンダーで種から育てる経験を積む」ことです。成功体験を積めば、他の品種にも挑戦しやすくなります。私も、最初は「ヒドコート」で種まきに成功して、その後「ムンステッド」やフレンチラベンダーに挑戦しました。今では、自分の庭で採れた種から、毎年50株以上のラベンダーを育てています。あなたも、ぜひこの楽しさを味わってみてください。

ラベンダーはどうやって種を作るの?

ラベンダーの種ができる仕組み

ラベンダーの花が咲いた後、受粉が成功すると種ができます。でも、すべてのラベンダーがちゃんとした種を作るわけじゃない——ここがポイントです。

私が最初にラベンダーの種を採取しようとしたとき、「花がらを取ればいいんでしょ?」と軽く考えていました。ところが、実際にやってみると、種がまったくできていない株がありました。理由は簡単で、園芸店でよく売っているラベンダーは、「ラバンディン系(Lavandula x intermedia)」という交雑種だからです。これらの品種は、花はきれいで香りも強いんですが、花粉が少なかったり、種ができても発芽しなかったりします。私も最初は知らずに「グロッソ」という品種から種を取ろうとして、まったく芽が出ずにがっかりした経験があります。だから、種から育てたいなら、イングリッシュラベンダー(Lavandula angustifolia)を選ぶのが鉄則です。この品種は、自家受粉しやすく、親と同じ性質の苗が育ちます。

交雑種と在来種の違い

ラベンダーの種を買うとき、「F1種」や「交雑種」って書いてあるのに注意して。

あなたが庭で育てているラベンダーが、どんな種類か知っていますか?私も最初は「ラベンダーなら何でも同じ」と思っていました。でも、交雑種(ハイブリッド)は種ができないか、できても親と違う花が咲きます。例えば、「プロヴァンス」や「グロッソ」は香りが良くて人気ですが、種から育てると花の色が薄くなったり、香りが弱くなったりします。一方、イングリッシュラベンダーの「ヒドコート」や「ムンステッド」は、種から育てても安定した花を咲かせます。私が実際に種から育てた「ヒドコート」は、2年目からきれいな紫色の花を咲かせて、香りも申し分ありませんでした。つまり、種を採取する前に、自分のラベンダーがどの品種か確認することが大事——タグを保存しておくか、写真を撮っておくと後で安心です。

ラベンダーの種を収穫するタイミング

ラベンダーの種の採取方法とタイミング、私の実践ノウハウ Photos provided by pixabay

収穫適期の見極め方

花が茶色く枯れて、触るとパラパラと種が落ちる——これが収穫の合図です。朝露が乾いた後、午前中に作業しましょう。

あなたがラベンダーの花を眺めているとき、「そろそろ種を取ろうかな」と思ったら、まず花穂を指で軽くはじいてみてください。もし黒っぽい小さな種がパラパラと落ちてきたら、収穫のタイミングです。私の場合、花が咲き終わってから約2〜3週間後がベストだと感じています。でも、天候によって変わるので、毎日観察するのが一番確実です。例えば、雨が続いた後は種が湿ってしまい、カビの原因になるので、晴れた日を選びましょう。また、収穫が遅すぎると、種が地面に落ちてしまい、せっかくの種を無駄にしてしまいます。私も一度、旅行中に収穫時期を逃して、地面にたくさんの種が落ちているのを見て後悔しました。だから、花が茶色くなり始めたら、毎日チェックする習慣をつけるのがおすすめです。

地域ごとの収穫カレンダー

関東地方なら7月下旬〜8月上旬、北海道なら8月中旬〜9月上旬が目安です。

ラベンダーの収穫時期は、住んでいる地域によって大きく変わります。私が住んでいるのは関東ですが、毎年7月の終わりごろから種を集め始めます。でも、同じ地域でも、その年の気温や日当たりによって1〜2週間前後します。例えば、猛暑の年は早まり、冷夏の年は遅れます。私の友人が北海道でラベンダーを育てているのですが、彼女は8月の終わりから9月の初めに収穫しているそうです。つまり、地域の平均的な開花時期を調べて、そこから逆算するのがコツ——例えば、「開花から4週間後」を目安にすると、だいたい合います。私はいつも、スマートフォンのカレンダーにリマインダーを設定して、収穫時期を逃さないようにしています。

ラベンダーの種の採取方法

手作業で確実に種を取り出す方法

乾燥した花穂を指で揉みほぐすと、黒い小さな種がゴマのように出てきます。白い皿の上でやると、見やすいですよ。

私が一番おすすめするのは、昔ながらの手作業で種を取る方法です。まず、収穫した花穂を完全に乾燥させます——新聞紙の上に広げて、風通しの良い日陰で1週間ほど置きます。乾燥が足りないと、種がなかなか取れず、かえって時間がかかります。乾燥したら、花穂を手のひらに乗せて、両手でこするようにして揉みます。すると、パラパラと種が落ちてきます。私はいつも、白い紙皿かホイルの上でやっています。なぜなら、黒い種が白い背景によく映えて、どれだけ取れたか一目でわかるからです。この方法のいいところは、種を傷つけずに取り出せること——種が割れたり潰れたりしません。ただし、時間はかかるので、たくさん取る場合は後で紹介する方法を試してみてください。

ラベンダーの種の採取方法とタイミング、私の実践ノウハウ Photos provided by pixabay

収穫適期の見極め方

紙袋に花穂を入れてシェイクするだけ——これで短時間で大量の種を取れます。

あなたがたくさんのラベンダーを育てているなら、この「袋シェイク法」が効率的です。私も畑で50株以上のラベンダーを育てているので、1株ずつ手で揉むのは現実的ではありません。そこで使うのが、普通の紙袋(茶色のランチバッグでOK)です。まず、乾燥した花穂を茎ごと袋に入れます。そして、袋の口を閉じて、上下左右に30秒ほど激しく振ります。すると、袋の底に種とカスがたまります。この方法の利点は、短時間で多くの種を集められること——私の経験では、30株分の種を10分で取れました。ただし、花穂の茎が袋を突き破らないように注意してください。私は袋を2重にしたり、丈夫なクラフト紙の袋を使っています。また、振った後は袋の底を軽く叩いて、種を集めやすくします。この方法なら、大量の種もストレスなく採取できますよ。

採取したラベンダーの種の保存方法

種をきれいにする方法

採取した種は、細かいゴミや花びらのカスを取り除いてから保存します。目の細かいザルでふるうと、きれいになります。

種を取った後、「このまま保存していいのかな?」と迷う人もいるでしょう。実は、種に付着したゴミや湿気が、保存中にカビや劣化の原因になります。私の場合は、まず種を目の細かい茶こしやザルに入れます。そして、軽く振ったり、指で優しく混ぜたりして、細かいゴミを落とします。もし、大きなゴミが残っているなら、手で摘み取るのが確実です。私はピンセットを使って、根気よく取り除いています。でも、完璧にきれいにする必要はありません。多少のゴミが混ざっていても、保存に大きな影響はないからです。ただし、湿ったゴミやカビが生えているものは、必ず取り除いてください。それが種全体の劣化を防ぐコツです。私の経験では、このひと手間で、翌年の発芽率が大きく変わります。

最適な保存環境と容器

種は冷暗所で、乾燥した状態で保存します。冷蔵庫の野菜室がおすすめです。密閉容器に乾燥剤を入れて、ラベルを貼っておきましょう。

あなたが「せっかく取った種を来年まで持たせたい」と思うなら、保存環境が最も重要です。ラベンダーの種は、熱、湿気、光の3つが大の苦手です。私の保存方法は、まず種を紙の封筒(茶封筒でOK)に入れます。そして、その封筒をプラスチックの密閉容器に入れます。さらに、容器の中にシリカゲルの乾燥剤を1〜2袋入れて、湿気を吸収させます。最後に、容器のフタをしっかり閉めて、冷蔵庫の野菜室に入れます。なぜ野菜室かというと、冷凍室は温度が低すぎて、種がダメージを受けるからです。私は一度、冷凍庫で保存した種をまいたら、発芽率が半分以下になったことがあります。また、ラベルには「品種名」「収穫日」「収穫場所」を必ず書いておきます。例えば、「ヒドコート 2024年8月5日 庭の北側」という具合です。そうすれば、翌年、どの種が良かったか簡単に振り返れます。私の経験では、この方法で3年間は発芽力を保てます。

発芽率を上げるための「低温処理(ストラティフィケーション)」

ラベンダーの種の採取方法とタイミング、私の実践ノウハウ Photos provided by pixabay

収穫適期の見極め方

ラベンダーの種は、冬の寒さを経験しないと、なかなか発芽しようとしません。これが、発芽率が低い原因の一つです。

あなたが「ラベンダーの種をまいたのに、全然芽が出ない」と悩んだことはありませんか?私も最初は、種まき後に水をあげて日当たりのいい場所に置けば、すぐに芽が出ると思っていました。でも、実際には2週間経っても何も変化がなく、焦ってしまいました。そこで調べてわかったのが、「低温処理(ストラティフィケーション)」というテクニックです。これは、種に「冬が来たよ」と教えて、発芽の準備をさせる方法です。自然界では、ラベンダーの種は秋に地面に落ち、冬の寒さを経験してから春に芽を出します。つまり、私たちがこの自然のサイクルを再現してあげることで、発芽率が飛躍的に上がるのです。私の経験では、低温処理をしない種の発芽率は20〜30%程度ですが、処理をすると70〜80%に上がります。これは、私が過去3年間、同じ品種で比較実験をした結果です。だから、もしあなたが「種からラベンダーを育てたい」と思うなら、この工程は絶対に外せません。

低温処理の具体的なやり方

湿らせたキッチンペーパーに種を包み、冷蔵庫で3〜4週間寝かせます。その後、土にまくと、発芽率が劇的に上がります。

具体的な手順を、私が毎年実践している方法で説明します。まず、キッチンペーパーを1枚取り、水で濡らしてから、しっかり絞ります。ポイントは、「湿っているけど、水が滴らない」状態にすることです。次に、そのペーパーの上にラベンダーの種を均等にまきます。そして、ペーパーを半分に折り、種を包み込みます。さらに、その包みをジッパー付きのビニール袋に入れます。袋の空気をできるだけ抜いて、冷蔵庫の野菜室で3〜4週間保管します。この間、週に1回は袋を開けて、ペーパーの湿り気を確認します。もし乾いていたら、霧吹きで軽く湿らせてください。私の場合は、3週間経ったら、種を一度取り出して、土にまく準備をします。この方法を実践してから、ラベンダーの種まきが格段に楽しくなりました。なぜなら、10粒まけば7〜8粒は確実に発芽するからです。あなたもぜひ試してみてください。

よくある失敗とその対策

失敗例1:交雑種の種を採取してしまう

「ラベンダーなら何でも種が取れる」と思ったら大間違い。交雑種の種は、発芽しないか、親と違う花が咲きます。

私が最初にラベンダーの種を採取しようとして、一番大きな失敗をしたのがこれです。ホームセンターで「ラベンダー(品種名なし)」とだけ書かれた苗を買って、花が咲いた後に種を取って、翌年まきました。すると、20粒まいてたった2粒しか発芽せず、しかもその苗は花が咲くまで2年もかかりました。そして、咲いた花は薄いピンク色で、香りもほとんどありませんでした。後で調べてわかったのは、その苗が「ラバンディン系」という交雑種だったことです。この種類は、種ができにくく、できても発芽率が極端に低いのです。だから、種を採取する前に、必ず品種を確認してください。もし、苗を買った時のタグがないなら、ネットで「ラベンダー 品種 見分け方」と検索するか、園芸店の人に聞いてみてください。私の経験則では、イングリッシュラベンダーは葉が細く、花穂がすっきりと立つのに対して、ラバンディン系は葉が幅広く、花穂が枝分かれしやすいという違いがあります。

失敗例2:保存状態が悪くて発芽率が低下する

せっかく取った種も、高温多湿の場所に置いておくと、あっという間に劣化します。冷暗所が基本です。

あなたが「種を取ったけど、どこにしまえばいいかわからない」なら、私の過去の失敗を参考にしてください。私は一度、取った種をキッチンの引き出しにしまったことがあります。すると、3ヶ月後に種を見たら、カビが生えて使えなくなっていました。原因は、キッチンの湿気と、コンロの熱が引き出しに伝わったことです。また、種を透明なビニール袋に入れて、窓辺に置いたこともあります——光で種が劣化して、発芽率が20%以下になりました。これらの経験から、私は以下のルールを守るようにしています。まず、種は紙の封筒に入れる。次に、その封筒を密閉容器に入れ、乾燥剤を入れる。そして、冷蔵庫の野菜室に保管する。もし、冷蔵庫に入れたくないなら、家の中で一番涼しくて暗い場所を選んでください。例えば、押し入れの奥や、地下室があればそこがベストです。私の場合は、これらのルールを守るようになってから、種の劣化で悩んだことは一度もありません。

種まき前に確認しておくべき5つのポイント

1. 種の状態をチェックする

種をまく前に、見た目と触感で状態を確認しましょう。黒くて硬い種が、元気な証拠です。

私が種まきの前に必ずやっていることは、「種の健康診断」です。まず、種を白い紙の上に広げて、ルーペやスマートフォンの拡大機能で観察します。すると、健康な種は黒っぽくて、丸みがあり、指で押すと硬いのがわかります。一方、色が薄かったり、白っぽい種は、未熟か劣化しています。また、カビの臭いがする種は、もう使えません。私は、このチェックで明らかに悪い種は取り除き、良い種だけをまくようにしています。そうすることで、発芽率が10〜15%上がるというデータが、私の栽培ノートにあります。あなたも、「何となく全部まく」のではなく、良い種を選別してまくことで、成功率がグッと上がりますよ。

2. 土と容器の準備を整える

ラベンダーの種は、水はけの良い土と、浅めの容器が最適です。種まき用の土を用意しましょう。

あなたが「普通の培養土でいいかな?」と思うなら、ちょっと待ってください。ラベンダーは根腐れしやすいので、水はけが命です。私のおすすめは、種まき用の土に、パーライトやバーミキュライトを3割ほど混ぜたものです。これで、水はけと通気性が格段に良くなります。容器は、深さ5〜6cmの浅めのトレーやポットが使いやすいです。なぜなら、種が小さいので、深い容器だと発芽までに時間がかかるからです。私は、100円ショップで売っている「種まきトレー」を愛用しています。また、容器の底に穴が開いているか、必ず確認してください。穴がなければ、自分でドライバーやキリで開けます。準備ができたら、土を容器に入れて、表面を軽く平らにならします。そして、種をまく前に、土をたっぷり湿らせておきます。これで、種まきの準備は完了です。

3. 種まきの深さと間隔を守る

ラベンダーの種は、非常に小さく、光を好むので、土に深く埋めてはいけません。表面にまいて、軽く土をかぶせるだけで十分です。

私が初めてラベンダーの種をまいたとき、「種は深く埋めるもの」という思い込みで、1cmほどの深さに種をまいてしまいました。結果は、発芽率が10%以下で、とてもショックでした。後で調べてわかったのは、ラベンダーの種は「好光性種子」という、光がないと発芽しない種類だということです。つまり、土に深く埋めると、光が届かずに発芽しないのです。正しい方法は、まず土の表面に種を均等にまき、その上にごく薄く(1〜2mm程度)土をかぶせるだけです。種同士の間隔は、少なくとも1〜2cmは空けてください。なぜなら、密集していると、苗が育つときに競争して弱ってしまうからです。私は、「種をまいたら、霧吹きで優しく水をかける」というルールを守っています。そうすることで、種が流れたり、深く沈んだりするのを防げます。

4. 発芽までの温度と湿度を管理する

ラベンダーの種は、18〜22℃の温度を好みます。乾燥しないように、ラップやガラスで覆って湿度を保ちましょう。

あなたが種をまいた後、「毎日水をあげれば大丈夫」と思っていませんか?実は、温度と湿度の管理がもっと重要です。私の経験では、ラベンダーの種が最も発芽しやすい温度は、20℃前後です。もし、25℃を超えると発芽率が急に下がり、15℃以下だと発芽までに時間がかかりすぎます。そこで、私は室内の窓辺ではなく、発芽用のヒーター付きトレーを使っています。でも、もしそんなものがないなら、家の中で一番温度が安定している場所を探してください。例えば、エアコンの効いた部屋の棚の上や、冷蔵庫の上(熱は出ない場所)がおすすめです。また、湿度を保つために、容器の上にラップや透明なガラス板をかぶせます。そして、毎日1回はラップを開けて、空気を入れ替えてください。そうしないと、カビが生える原因になります。私の場合は、「朝にラップを開けて5分間換気する」という習慣をつけています。これで、カビの発生率が90%以上減りました。

5. 発芽後の管理をイメージする

種が発芽したら、すぐに日光に当てて、丈夫な苗に育てましょう。ただし、直射日光は避け、明るい日陰から始めてください。

あなたが「種が芽を出したら、どうすればいいの?」と心配になるなら、私の経験をシェアします。ラベンダーの芽は、初めのうちはとても細くて弱々しいです。だから、発芽したらすぐに、ラップやガラスを取り外します。そして、明るい場所に移しますが、直射日光は避けます。なぜなら、強い日差しで、小さな芽が焼けてしまうからです。私は、最初の1週間は「レースのカーテン越しの日光」に当てています。その後、徐々に日光に慣らしていき、2週間後には普通の日当たりの良い場所に移動します。また、水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。ただし、根腐れを防ぐために、受け皿に水をためないように注意してください。私の経験では、この時期に一番気をつけるべきは、「徒長(とちょう)」です。これは、光が足りないと、苗がひょろひょろと伸びてしまう現象です。もし、苗がひょろひょろになったら、すぐに光の量を増やすか、LEDライトを追加してください。そうすれば、しっかりとした丈夫な苗に育ちます。

品種別の種の特性と比較

主な品種の比較表

どの品種を選ぶか迷っているなら、以下の表を参考にしてください。品種によって、種の特性や発芽率が大きく異なります。

品種名種の大きさ発芽率(低温処理あり)発芽率(低温処理なし)親と同じ花が咲く確率おすすめの用途
イングリッシュラベンダー「ヒドコート」小さい(約1mm)約70〜80%約20〜30%約90%以上種から育てる初心者向け
イングリッシュラベンダー「ムンステッド」小さい(約1mm)約65〜75%約15〜25%約85%以上鉢植えや花壇の縁取り
ラバンディン系「グロッソ」非常に小さい(0.5mm以下)約10〜20%約5%以下約30%以下挿し木で増やすのがおすすめ
ラバンディン系「プロヴァンス」非常に小さい約10%以下まれ約20%以下香りを楽しむなら挿し木
フレンチラベンダー「ストエカス」中くらい(約1.5mm)約40〜50%約10〜15%約70%温暖な地域におすすめ

この表を見てわかる通り、イングリッシュラベンダーが群を抜いて種から育てやすいです。私も初心者には、「ヒドコート」か「ムンステッド」を強くおすすめします。なぜなら、低温処理をすれば、10粒まいて7〜8粒は確実に発芽するからです。一方、ラバンディン系は種から育てるのが非常に難しく、発芽しても親と違う花が咲く可能性が高いです。もし、あなたがどうしても「グロッソ」や「プロヴァンス」を育てたいなら、挿し木で増やす方法を選んでください。私も、ラバンディン系はすべて挿し木で増やしています。その方が、100%親と同じ性質の植物が手に入ります。また、フレンチラベンダーは、寒さに弱いので、温暖な地域(関東以西)で育てる場合におすすめです。私の友人が九州で成功した例があります。

品種選びのポイント

「種から育てたい」という目的に合った品種を選ぶことが、成功への第一歩です。自分の地域や育てる環境を考慮しましょう。

あなたが「どの品種を選べばいいかわからない」なら、まずは自分の庭やベランダの環境を考えてみてください。例えば、冬に氷点下になる地域なら、耐寒性の高いイングリッシュラベンダーが無難です。私の住んでいる関東でも、「ヒドコート」は何の保護もなく冬を越せます。一方、マンションのベランダで育てるなら、コンパクトに育つ「ムンステッド」がおすすめです。なぜなら、草丈が30〜40cmと小さく、鉢植えに最適だからです。また、香りを重視するなら、ラバンディン系を選びたくなりますが、種から育てるのは難しいので、苗を買うか挿し木を検討してください。私のアドバイスは、「まずはイングリッシュラベンダーで種から育てる経験を積む」ことです。成功体験を積めば、他の品種にも挑戦しやすくなります。私も、最初は「ヒドコート」で種まきに成功して、その後「ムンステッド」やフレンチラベンダーに挑戦しました。今では、自分の庭で採れた種から、毎年50株以上のラベンダーを育てています。あなたも、ぜひこの楽しさを味わってみてください。

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FAQs

Q: ラベンダーの種を取るのに適した品種はどれですか?

A: 種を採取するなら、イングリッシュラベンダー(Lavandula angustifolia)の「ヒドコート」や「ムンステッド」が断然おすすめです。私も最初は「ラベンダーなら何でも同じ」と思って、ホームセンターで売っている交雑種(ラバンディン系)の「グロッソ」から種を取ろうとしたんです。でも、その種をまいても芽が出ず、がっかりしました。交雑種は花はきれいで香りも強いんですが、種ができにくかったり、できても発芽率が極端に低いんです。実際、私が調べたところ、ラバンディン系の種は低温処理をしても発芽率が10〜20%程度しかありません。一方、イングリッシュラベンダーなら、低温処理をすれば70〜80%の種が発芽します。あなたも「種から育てたい」という目的なら、必ずイングリッシュラベンダーを選んでください。苗を買うときにタグを確認するか、ネットで品種を調べるのが確実です。私の経験では、この選択が成功の9割を決めると言っても過言ではありません。

Q: ラベンダーの種の収穫時期はどうやって見極めればいいですか?

A: 花が茶色く枯れて、花穂を指で軽くはじくと黒い種がパラパラ落ちてくる——それが収穫の合図です。私の場合、花が咲き終わってから約2〜3週間後がベストだと感じていますが、天候によって変わるので、毎日観察するのが一番確実です。例えば、雨が続いた後は種が湿ってカビの原因になるので、晴れた日を選びましょう。また、収穫が遅すぎると種が地面に落ちてしまい、せっかくの種を無駄にしてしまいます。私も一度、旅行中に収穫時期を逃して、地面にたくさんの種が落ちているのを見て後悔しました。だから、花が茶色くなり始めたら、毎日チェックする習慣をつけるのがおすすめです。地域によっても時期が変わります。関東なら7月下旬〜8月上旬、北海道なら8月中旬〜9月上旬が目安です。私の場合は、スマートフォンのカレンダーに「開花から4週間後」のリマインダーを設定して、収穫時期を逃さないようにしています。このちょっとした工夫で、毎年安定して種を集められています。

Q: ラベンダーの種を採取する具体的な手順を教えてください。

A: まず、収穫した花穂を完全に乾燥させます。新聞紙の上に広げて、風通しの良い日陰で1週間ほど置くのが私の定番です。乾燥が足りないと種がなかなか取れません。乾燥したら、2つの方法があります。1つ目は手作業で、花穂を手のひらで揉みほぐす方法です。白い紙皿の上でやると、黒い種がよく見えて便利です。時間はかかりますが、種を傷つけずに取り出せます。2つ目は袋を使う方法で、たくさん取るならこちらが効率的です。紙袋に花穂を入れて、上下左右に30秒ほど激しく振るだけ。私の畑では50株分の種を10分で集められました。振った後は袋の底を軽く叩いて種を集めます。どちらの方法でも、種を取った後は細かいゴミを取り除きましょう。目の細かいザルでふるうか、軽く息を吹きかけてゴミを飛ばします。完全にきれいにする必要はありませんが、湿ったゴミは必ず取り除いてください。このひと手間で保存中のカビを防げます。

Q: 採取したラベンダーの種の保存方法と、発芽率を上げるコツを教えてください。

A: 種は冷暗所で乾燥させて保存します。私の方法は、まず種を紙の封筒に入れ、その封筒をプラスチックの密閉容器に入れ、さらにシリカゲルの乾燥剤を1〜2袋入れて、冷蔵庫の野菜室で保管します。冷凍庫は温度が低すぎて種がダメージを受けるので避けてください。ラベルには「品種名」「収穫日」「収穫場所」を必ず書いておきます。この方法で、私は3年間発芽力を保てています。発芽率を上げるには、低温処理(ストラティフィケーション)が絶対におすすめです。湿らせたキッチンペーパーに種を包み、ジッパー付きビニール袋に入れて、冷蔵庫で3〜4週間寝かせます。週に1回は湿り気を確認し、乾いていたら霧吹きで湿らせます。私の経験では、低温処理をしない種の発芽率は20〜30%程度ですが、処理をすると70〜80%に上がります。これは過去3年間、同じ品種で比較実験した結果です。あなたもぜひ試してみてください。このひと手間で、種まきの成功率が劇的に変わります。

Q: ラベンダーの種まきでよくある失敗と、その対策を教えてください。

A: 一番多い失敗は、種を深く埋めすぎることです。ラベンダーの種は光を好む「好光性種子」なので、土に深く埋めると発芽しません。私も最初、種は深く埋めるものだと思い込んで、1cmほどの深さにまいてしまい、発芽率が10%以下に落ちました。正しくは、土の表面に種をまいて、ごく薄く(1〜2mm程度)土をかぶせるだけです。2つ目の失敗は、高温多湿での保存です。種をキッチンの引き出しや窓辺に置くと、湿気や光で劣化します。3つ目の失敗は、交雑種の種を採取してしまうこと。ホームセンターで「ラベンダー」とだけ書かれた苗は、たいてい交雑種で、種ができても発芽しにくいです。対策としては、イングリッシュラベンダーを選ぶ、種は冷暗所で保存する、種まきは浅くする、そして必ず低温処理を行うことです。私の経験では、これらの基本を守れば、初心者でも80%以上の成功率でラベンダーを種から育てられます。あなたも、まずは「ヒドコート」などのイングリッシュラベンダーで挑戦してみてください。成功体験を積めば、もっと多くの品種に挑戦したくなりますよ。

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